オーストラリアにおける庁費用の変更

IP Australiaは、オーストラリアにおける特許、登録意匠、商標の庁費用の変更案の概要をまとめた「Cost Recovery Implementation Statement(CRIS)」2024-2025年の草案を発表しました。IP Australiaは、4年ごとに料金の見直しを実施しています。提案された変更は2024年10月から開始される予定です。

CRISの主な変更点の概要を以下に示します。

  • 特許出願の手数料と審査請求の手数料は約10%増加する見込みです。
  • 特許の異議申立ておよび聴聞(ヒアリング)に関連するすべての手数料は2倍に設定されています。
  • 20個を超える請求項については、審査請求時に超過クレーム手数料を支払うことが提案されています(現在は、アクセプタンス/許可時に支払います)。
  • 意匠については、出願の手数料が下がり、登録後の審査請求の手数料が上がります。
  • 商標の削除申請の提出手数料が増加します。
  • 商標異議申立については、最初の3つを超える理由の数に対する手数料の導入。

料金変更についてご不明な点がある場合は、お問い合わせください

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